鼻呼吸って大切!!

11月23日に日本歯科大学九段ホールで行われた、
第4回 創建フォーラム < 口呼吸を考える >講習会に院長先生と行ってきました。
(院長よりひとこと 私の怠慢で、アップが遅くなって、時期がずれてしまいました。今後も続くと思いますが、ご容赦下さい。)
皆さんは今、どうやって呼吸をしていますか?
お鼻を使って? それともお口を使って呼吸していますか?
「 口 」と思った方、要注意です!!
口呼吸は、鼻呼吸ができなくなった時に使う 補助的な呼吸 です。
( 例えば運動をした後、息があがってしまってお口で呼吸する一時的なものなど )
ですが、習慣性な口呼吸はよくないことなのです。
( 口唇がと閉じない、鼻疾患の方に多いのが、口呼吸です )
では口呼吸が良くないこと、それはなぜでしょうか(・・?)
実は口呼吸をしていると、気管支炎・喘息・副鼻腔炎・アレルギー・アトピーなどを患う可能性が大きくなります。
それに、風邪にもかかってしまうことが多くなってしまうのです。
鼻の中には鼻粘膜とよばれるものがあり、ここには細かい繊毛がじゅうたんのようになっています。
そこで鼻呼吸をすることによって、外から入ってくる異物を排除してくれています。
ところが、口で呼吸をしているとどうでしょう(・・?)
ホコリやチリ・ウイルスなど排除できず、身体のなかに吸い込まれてしまうのです。
講師の福岡 雅先生がおっしゃっていました。
「新型のワクチンを打つ前に、やるべきことがあるのです。」
口呼吸を治し、鼻呼吸にすることが天然のワクチンシステム☆になるのです(^^)
ほかにも、口で呼吸をするため、ポカンと口を開けている状態でいると、口の周りの筋肉が衰え、厚くはれぼったい唇になっていきます。
さらに、通常は上の顎の内側につくべき舌の先の位置が下がり、舌と頬のバランスにより変わる、歯並びも悪くなってしまいます。
< 口呼吸になっていませんか? >
チェックをしてみましょう☆
□ いつも口を開けている
□ 口を閉じると、顎にウメボシ状のシワができる
□ 食べる時にクチャクチャ音をたてる
□ 朝、起きたときにのどがヒリヒリする
□ 歯のかみ合わせが悪い
□ くちびるがよく乾く
□ イビキや歯ぎしりがある
□ 口臭が強い
□ タバコを吸っている
□ 激しいスポーツをしている
1つでも当てはまるものがあったら、口呼吸をしている可能性があります。
ここで口呼吸をなくすために、講習会で教えていただいた、今井 一彰先生による<あいうべ体操 >をのせたいとおもいます(^^)
口の周りや舌の筋肉を鍛え、口呼吸をなおします。おすすめです☆

「免疫を高めて病気を治す口の体操「あいうべ」―リウマチ、アトピー、腫瘍性大腸炎にも効いた!」
今井 一彰(著)
☆ あいうべ体操 ☆
① 「あー」と大きく開く
② 「いー」と大きく横に開く
③ 「うー」と口を強く前に突き出す
④ 「べー」と舌を突き出して下に伸ばす
①~④1セットとし、1日30セットを目標に行いましょう。
( 声は出さなくてもOK! )
「あー」「いー」「うー」は口輪筋(口の周りの筋肉)を鍛える動きです。
「べー」で鍛えられるのは舌筋です。
お子さんの口の動きは大丈夫でしょうか?
よく観察してみてください☆
ちょっとした心がけで、お子さんの口呼吸をふせぐ事ができるかもしれません(^^)!