
8月も終わって最近ほーんの少し涼しくなってきました(^^)
もうすぐ秋ですね~!
平成23年8月21日に講習会に行かせていただきました。
この日はあいにくの雨でしたが、おかげで涼しいなか勉強させていただきました(^-^)
内容は、顎顔面矯正治療についてです。
講師の先生は、黒江 和斗先生です。
色々な症例を教えていただき、改めてかみ合わせの悪さ(不正咬合)・歯並びの悪さ(歯列不正)について色々考えさせられ、とても刺激を受けました。
不正咬合も歯列不正も増加傾向にあります。
なかでも歯と顎骨の不調和に起因する、不正咬合の増加が著しいのです。
歯や顎骨の不調和は、先史時代から歴史時代を経て現代において人間の顎が小さくなり、歯は大きくなっているのが一番の原因です。
顎の大きさに対して歯のスペースが足りず、歯の生えかわりの時期から歯並びに問題をおこし、かみ合せにも影響するのです。
そしてその主因は、食べ物の軟食化により、正常な顎や口腔機能の発達を得られず、咀嚼機能の低下や生活習慣の変革によるものです。
原点に戻ると、偏食をやめ、良くかむことが歯や顎にとって大切なのです!
さらにかみ合せや歯並びは、全身にさまざまな影響をもたらします。
上顎の発育不全による鼻呼吸障害や、いびき、子供の夜間遺尿症(おねしょ)、睡眠障害、開口による気道確保が頭の位置に変化をもたらし、不良姿勢ももたらします。
そして成長とともに顔貌にも影響します。
顎顔面矯正とは、顎の骨や歯の成長とともに矯正治療を行い、正しく成長させる治療法です。
成長期の子どもに特に有効な矯正治療方です。
そして、ただ歯並びを良くするだけでなく、体全身を本来の正しい成長に導き、健康にも大きく影響するのです。
当院ではそういった成長期の子供(小学校4年生位まで)の歯並びの治療に力をいれています。
成長期のお子様の歯並びや気になることがもしあれば、一度ご相談にいらしてください。
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